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ハコスカ GT-R S20エンジン

鍛造ピストン交換 ・ フルバランス


PGC10 ハコスカ GT-R S20

S20エンジンはL型エンジンのように、どこのショップでも作業可能と言う訳でなく、遠方からわざわざ当店を頼ってお越し頂く事もあり、本当に有難いお話です。

 

今回ご紹介するのはS20エンジンを搭載したPGC10ハコスカ GT-Rですが、エンジンの調子が悪いのでキャブ調整の希望で来店されました。

PGC10 ハコスカ GT-R S20 オーバーホール

まずはエンジンの始動確認を行ったところ嫌な感じの異音にすぐ気付き、キャブの不調が直接の不具合では無いと判断してエンジンを降ろし分解すると、ピストンのスカート部が割れているのが発見され、いつの作業かわかりませんが修正研磨した跡もありました。

 

又、右上画像の黄色丸内のように1番と6番のシリンダーヘッドが焼けており、明らかに異常燃焼が発生していた事を裏付けています。  このような怪しい状態でしたので、亀有エンジンワークスの鍛造ピストンキットを組んで、オーバーホール兼チューニングをする事となりました。

 

PGC10 ハコスカ GT-R S20 オーバーホール 亀有エンジニアリング 鍛造ピストン

作業内容はスリーブ打ち替え・鍛造ピストンに交換・コンロッド鏡面バランス取り・クランク曲がり修正及びバランス取り・ヘッド歪修正面研 を実施しました。

 

ヘッドはバルブがべたあたりでステムが減っていたので、これも亀有製に交換しました。

他にはバルブシート・バルブリフター・コッター・シム等にも手を加えています。

 

PGC10 ハコスカ GT-R S20 オーバーホール オイルポンプ

当車両はオイルポンプがギヤトレーン式( 画像左上 )という前期型の初期に採用されていたタイプですが、ポンプ内のギアに何かしら異物を噛み込んでしまったようで、欠けた金属片( 画像右上の青丸内 )がでてきました。

 

現在では亀有エンジンワークスから強化タイプが販売(28,000円 税別)されていますが、作業時の2010年8月には純正部品は廃盤となっていましたので、不本意ながらベアリング類のみの交換対応となりました。